pray

「祈る」の英単語は"pray"である。

日本人が苦手とする英語の発音の一つ、"R"が入っている。日本語のラ行に近い発音は"L"なので、誤って"play"と捉えられてしまわないように、気をつけ無いといけないものだ。prayは宗教的なお祈りにも使われるので、場合によっては失礼であろう。

ちなみにこの"R"と"L"の発音ミスは致命的な誤解を生む場合が多い。

気をつけたいRとLを二つあげてみよう。

1、食べ物を好きと言いたかったのに…

”RICE”「米」であるが、”LICE”と言ってしまうと、それは「シラミ」である。

"I eat "l"ice every day!"こう言ってしまったら、「私はシラミを毎日食べます!」となる訳である。

2、選挙に行くつもりが…

"ELECTION"は「選挙」である。しかし、"ERECTION"といってしまうと、それは「勃起」である。

”I will go to the erection.”と言ってしまったら、「私は勃起に行くつもりです」などよく分からない台詞になってしまうので、特に注意だ。

 

さて、RとLの発音について触れてみたが、日本人として少々残念なことがある。

現地時間2015年11月13日、パリで同時多発テロ事件*1

が起こったことは記憶に新しいだろう。そのとき、Twitterハッシュタグで”#PrayForParis”というタグが世界的につぶやかれた。直訳すると、「パリの為に祈ろう」といった物である。しかし、特に日本人のツイートでは”#PlayForParis”と致命的なミスをしている物があった。もちろん、敢えてそのタグをした人もいるかもしれないが、日本人の中には素でパリの被害者の方々のことを想って「パリのために遊ぼう」などと言っている人がいたわけである。これは明記している以上、発音の間違いでは済まない訳で、少し残念に思った。

 

さて、なぜこのタイトルで記事を書いたのかというと、今日、人生で初めて”お祈りメール”というものを受け取ったからである。…くじけずに頑張っていきたい。